ec6ce140.png

~ハウスルール~
職業による技能の縛りなし

~キャラシート~
シンジ
STR:6 CON:10 POW:10 DEX:15 APP:16
SIZ:16 INT:8 EDU:15 SAN:50
アイデア:40 幸運:50 知識:75 耐久力:13 db:なし
隠す:75 隠れる:70 聞き耳:65 重機械操作:51 追跡:70 図書館:65 目星:75 キック:60 こぶし:85

レイ
STR:14 CON:11 POW:13 DEX:11 APP:11
SIZ:14 INT:13 EDU:17 SAN:65
アイデア:65 幸運:65 知識:85 耐久力:13 db:+1D4
運転:50 応急手当:60 聞き耳:75 重機械操作:51 説得:55 投擲:90 図書館:85 目星:85 マシンガン:65 拳銃:55

アスカ
STR:11 CON:18 POW:14 DEX:9 APP:7
SIZ:9 INT:17 EDU:13 SAN:70
アイデア:85 幸運:70 知識:65 耐久力:14 db:なし
聞き耳:85 重機械操作:71 投擲:70 図書館:65 目星:75 マーシャルアーツ:71 キック:71

カヲル
STR:5 CON:15 POW:8 DEX:12 APP:15
SIZ:17 INT:13 EDU:16 SAN:40
アイデア:65 幸運:40 知識:60 耐久力:16 db:なし
医学:65 聞き耳:75 重機械操作:71 精神分析:71 跳躍:75 投擲:75 図書館:65 目星:85

~シナリオ~
「CoCシナリオ「正気の街」」/「青いくら」の小説 [pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5968257


探索者達が何故か夢の中で一台のパジェロに乗り合わせ、神話的生物の追撃から逃れるべく不毛の荒野を突っ走っていた。
アスカ「は?ここどこ!?何で車に乗って追われてんのよー!」
シンジ「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ。」
アスカ「あんたバカ?この状況でどうやって対抗するっていうのッ!」
カヲル「うん。ここは逃げるべきだね」
レイ「あなたは死なないわ。私が守るもの」
シンジ「レイが運転しているの?」
アスカ「ミサトの方がマ…ったー!舌噛んだー!」
運転ロールで逃げ切れるかもしれない。

運転
レイ(50)→4成功

やがて、探索者達が乗るパジェロの先に、ピラミッドめいた建造物が姿を現した。
ピラミッドに逃げ込んだ探索者達の前にローブを身に纏った謎の人間が現れた。
???「ここは『正気の街』。狂気の荒野から隔絶されし平穏の世界。我々は新たな同胞を歓迎する」
と探索者達を招き入れる。
荒野を逃れ、ひとまず胸を撫で下ろす探索者達。

【「正気の街」入口】
シンジ「NERVの施設ではないみたいだけど…」
アスカ「ものすごーく怪しいんだけど、正気の街って何?あんたは何者なの?」
レイ「あなた誰?」
カヲル「僕は君が何者だろうと構わないのだけれど、説明があるなら聞いておくよ」
???「ボクは神様のメッセンジャーさッ!どうやら君たちはこの世界に迷い込んでしまったらしい。元の世界に戻ることは難しいかもしれないけれど、ボクらは君たちを歓迎するよ。これから君たちに「正気の街」のルールを説明しよう。まず、市民となる以上君たちは街の慣わしを守らなければならないッ!そして街の慣わしを忠実に守ったならば、上の階層に移ることができるんだ」
シンジ「上に行けば何かいいことあるの?」
メッセンジャー「「正気の街」は全部で五階層。上に行けば行くほど生活のグレードが上がるのさッ!」
アスカ「指図されながら生活とかあり得ないんだけどッ!」
メッセンジャー「嫌なら荒野に戻ってもいいんだよ?そんな君に良いことを教えてあげよう。第五階層には神様が住んでいるんだ。神様は自分のもとに辿り着いた住人の望みを何でも叶えてくれるよ。元の世界に帰ることだってできるだろう」
アスカ「面白いじゃないッ!この気に食わない街の支配者にもなれるのかしら?」
メッセンジャー「君は面白いことを言うね。君の活躍を期待しているよ」
カヲル「神様はそんなにすごい力を持っているのに、今すぐ元の世界に帰してくれないんだねぇ」
メッセンジャー「これは儀式のようなものだと思ってほしい。手順通りにしてくれないと力を貸すことができないんだ」
カヲル「なるほどね。そういうことにしといてあげるよ」
レイ「碇君が望むなら私も行く」
シンジ「僕は無理して上に行きたくはないかなぁ」
アスカ「なーに言ってんのよバカシンジ。上に行って偉くなればお父さん見返せるかもよ」
シンジ「そ、そうかな!」
メッセンジャー「でも街の慣わしに従えなければ「正気でない」と見なされ、神様には危険分子と判断され街を追い出されちゃうんだ。ボクは君たちの監視を任された者で、君たちがちゃんと生活出来ているか見張らせてもらうよ。もしおかしな行動をしたらペナルティさん呼ぶからそのつもりでね☆」
アスカ「監視?なんで見張られていなきゃいけないのよ」
メッセンジャー「おっとこれは言い方が悪かったかもしれない。ボクの任務は君たちがこの街で楽しく暮らせるように見守ることさッ!」
レイ「それもルールの一つということね」
メッセンジャー「納得してくれたかな?じゃあ進もうか」

「神様のメッセンジャー」ことアリスは探索者と同じ階層に居座り、付かず離れずの距離から探索者を見張る。そして、探索者が上層へ移る権利を得たタイミングで探索者達の前に現れるだろう。


【第一階層 貧民街】
いかにもスラム街といった体の階層。
探索者達は街の中心で焚き火を囲み、なけなしの食糧を分けあって食事をする。

・探索者に与えられた部屋
トタン小屋。ゴミ捨て場から拾ってきたようなボロボロの布団がある。
<目星>を行える

シンジ「もしかしてここに4人で…」
アスカ「変なこと考えてないでしょうねバカシンジ!あーこんな汚いところ早く出たい」
カヲル「そうだね。ここはちょっと息苦しい。それにシャワーがないのは困るかな」
レイ「シンジ君はこの部屋嫌い…?」
シンジ「あぁ、うん。もうちょっと綺麗なところに住みたいかな」
レイ「そう。上の階に行けるよう善処するわ」

目星
レイ(85)→27成功

レイ「見て。壁にメモが貼られているわ」
シンジ「本当だ。気づかなかったよ」

「食事は一日三食。街の中心の広場で、必ず皆で一緒に食事をする」
「食事の前の儀式を忘れるべからず。互いに分かち合う精神は何にも代え難い宝である」

アスカ「これがさっき言っていたルールねッ!なんだ簡単じゃない」
カヲル「食事の前の儀式が気になるな。ありきたりなことをするわけじゃないよね」

・広場
直に住人が探索者達を呼び、広場で食事を取ることになる。
そこで、左隣の住人が探索者に自分の前に置かれた食事を「さあどうぞ、私は平気ですので」と差し出してくるだろう。

アイデア
シンジ(40)→84失敗
カヲル(65)→99失敗
レイ(85)→80成功
アスカ(65)→55成功

シンジ「えっいいですよ。僕の分はありますから」
右隣の住人がシンジを見て睨んでいる。
シンジ「どうすればいいのかわかんないよ」

カヲル「くれるの?ありがとう。じゃあ僕のカレーに混ぜるよ」
右隣さん「何してくれんじゃ我エエエエエ!」
カヲル「しまったぁ。何か問題を起こしてしまったかな」

レイ「ありがとう。でも私は食べきれないから隣に回すわ」
アスカ「あんたたちバカ!?ちょっとは周りを観察しなさいよ。右隣に自分のごはんを渡して左隣のごはんを食べればいいの」
シンジ「ははっ怒られちゃった」
カヲル「僕もさ。お揃いだね」
シンジ「ふふっ」
2人の世界が広がっていた。
アスカ「なーに、あいつら…」
レイ「もっきゅもっきゅ」

メッセンジャー「ピンポンパンポ~ン☆探索者さん、あなたは見事自らの正気を証明しました。どうぞ第二階層へお移りくださいませ♪」


【第二階層 労働者の居住区】
アスカ「ほたるん大明神!?」
第二階層は神社や寺のような場所だった。
境内には大量のぬいるぐるみや石像が置かれていた。
それらは全て一人の少女を模したようなもののようである。
本殿と思われる場所には、境内に置かれているものと同様のぬいぐるみを抱きしめた1人の女性の黄金像が祀られていた。
カヲル「深い愛を感じるね」

・探索者に与えられた部屋
さっきよりも割合しっかりとした、アパートのような一室が与えられる。
第一階層同様室内に<目星>を行える。

目星
アスカ(75)→64成功
「仕事の手を止めたり、休んだりするべからず」
「苦しいのは君一人ではない。君が歯を食いしばって頑張る様は仲間に勇気と元気を与える」

アスカ「やっぱりこの部屋にもメモがあったわ!」
レイ「私たちが元いた世界ならブラック企業認定ね」
カヲル「疲れたら効率が下がるだけなのにねぇ」
シンジ「やれるだけやってみるよ」
アスカ「バカシンジにしてはやる気じゃない」
カヲル「ところで一つ気づいたことがあるんだけどさ。正気を証明できなければ追い出され、照明できれば上の階に上がれるんだよね?」
アスカ「ええ。それがどうしたっていうの?」
カヲル「結果は二通りしかないんだから僕たちに中間地点の居住地なんていらないんじゃないかな」
メッセンジャー「おーーっと!そこに気づいてはいけない!とても違和感を覚えるかもしれないけれどルール上ヒントを出すためなんだ!」
シンジ「メッセンジャーさん聞いていたの!?」
メッセンジャー「もちろんさぁ。僕は君たちの監視役だからね。でもずっと付きまとわれていたら気味が悪いだろう?だから普段は気配を消して話半分耳を傾けているのさ」

・職場
探索者は工場長(?)に呼び出され、巻物の筆写を行う。
机の上には真っ白な和紙と、筆に硯、それから毒々しい紫の液体が入ったガラス瓶が置かれている。

工場長「にゃんぱすー!これから君たちにはこの巻物のコピーを作ってもらう!」
アスカ「はい!質問質問!」
工場長「なんだね?」
アスカ「どれぐらい筆写すればいいんですか?あとどんな巻物なのか気になります!」
工場長「ノルマは1人巻物3つ分だ。巻物には田舎の日常と非日常を楽しむ4人の物語が記されている。もちろんこの巻物はれっきとした魔導書ゆえ、コピーをするには精神的なエネルギーを消費する」
シンジ「もしも途中で精神力が尽きてしまったら?」
工場長「その時は休憩を取ってもよい。休憩は労働者に当然に与えられる権利である。休憩をどうしても取れない事情があるのなら机の上の薬を飲むとよい。望むならおかわりもある」

アスカ「聞いた?あんなこと言っているけどさっきのメモから察するに休んじゃだめよね?」
レイ「建前だけ用意して実行させない。まさにブラック」
カヲル「でもそうしないと追い出されちゃうのが痛いなぁ」
シンジ「あの薬絶対に変なものが入ってるよ」

探索者は巻物一つを書き写すのに1D10のマジックポイントを消費する。
運が良ければ薬無しで三つ書き取れるかもしれないが、マジックポイントが尽きてしまった場合薬を飲んで無理矢理続ける羽目になる。
なお、例えば残りMPが9の時にMP消費のダイスロールで10が出てしまった場合、巻物は問題なく写し終えられるがMPが0になるものとする。
その場合、探索者が意識を失う前に急いで薬を手に取り飲むという行為は認められる。

1つめ
シンジ(10/10)→8消費 MP2
カヲル(8/8)→3消費 MP5
レイ(14/14)→10消費 MP4
アスカ(13/13)→3消費 MP10

2つめ
シンジ(2/10)→4消費 MP0
カヲル(5/8)→10消費 MP0
レイ(4/14)→4消費 MP0
アスカ(10/13)→3消費 MP7

アスカ「ちょっと大丈夫!?無敵のシンジ様もエヴァがないと駄目ね」

MP回復
シンジ→MP1/10
カヲル→MP2/8
レイ→MP5/14

カヲル「くっ…魔導書を侮っていたよ」
シンジ「思っていたよりもきついな。倒れそうだ」
レイ「うッ!もしかして毒が入っているのこれ!?」

ダメージ
シンジ(13)→1ダメージ 耐久力12
カヲル(16)→1ダメージ 耐久力15
レイ(13)→1ダメージ 耐久力12

アスカ「あぁ!もうバカバカ!毒耐性とかないわけ」
シンジ「そんな…できっこないよ!こんな毒耐えられるわけないよ!」
カヲル「もっともな意見だね」

3つめ
シンジ(1/10)→2消費 MP0
カヲル(2/8)→2消費 MP0
レイ(5/14)→9消費 MP0
アスカ(7/13)→7消費 MP0

工場長「まったく。全滅とは情けないなッ!だがノルマを達成できたようだから薬を飲ませてやろう」

MP回復
シンジ→MP1/10
カヲル→MP6/8
レイ→MP6/14
アスカ→MP4/13

ダメージ
シンジ(12)→1ダメージ 耐久力11
カヲル(15)→1ダメージ 耐久力14
レイ(12)→2ダメージ 耐久力10
アスカ(14)→1ダメージ 耐久力13

メッセンジャー「ったく、つまんねーn……ゲフンゲフン。探索者様、あなたは見事自分の正気を証明しました!次の階層へどうぞ~☆」
メッセンジャーは苛立ち始めていた。


【第三階層 貴族の居住区】
いかにもセレブな豪邸が並ぶ高級住宅街である。ギリシャの町並みを想像すればよいだろうか。
探索者達はここまで登ってきたことで貴族の身分となり、もはや働かずとも優雅な暮らしを満喫できよう。

・探索者に与えられた部屋
うわぁすごい。とても豪華な一室である。
例によって壁に貼られたメモからこの階層のルールを確認することが出来よう。

アスカ「やっとそれなりの場所になってきたじゃない」
カヲル「またワンランク難易度が上がってないといいんだけど」
シンジ「さすがにもう毒は飲みたくないな」
レイ「でもここまで来たら引き下がれない」

目星
シンジ(75)→77失敗
カヲル(85)→97失敗
レイ(85)→34成功
「貴族にとって一日一度の礼拝は当然の嗜みザマス」
「神様にまみえる前に神殿前の泉で水浴びをし、身を清めるザマス」
「泉は邪心持つ者を焼く聖水ザマス。清らかな心あればそれで良し、邪心あろうとも負った傷が罪を雪ぐザマス」

カヲル「メモはここだねッ!」
タンスをどけるとそこには髭を剃りながら爽やかな笑顔を輝かせる碇ゲンドウの写真と、碇ユイに扮した碇シンジとそれを見て喜ぶ冬月コウゾウの写真が貼られていた。
カヲル「おっとごめん。これは君の望む幸せではなかった」
アスカ「どうしてここにそんな写真があるのよーッ!」
レイ「ごめんなさい。こういうときどんな顔をすればいいのか分からないの」
シンジ「笑えばいいと思うよ」
レイ「貴重な資料ね。保管しましょう。メモが見つかったわ」
シンジ「いやぁ保管はちょっと…レイは目ざといね」
アスカ「邪心を持っていると焼かれちゃうんだって!フケツなバカシンジはどうなっちゃうのかしら」
シンジ「や、やってみなくちゃわからないだろッ!」
カヲル「とりあえず行ってみようか」
レイ「待って。本棚もあるわ」

図書館
シンジ(65)→63成功
その中に「旅のノート」なる一冊があるのを発見できるだろう。
表紙には「ドリームツアーの感想を一言どうぞ☆」と女性的な可愛らしい文字で書かれている。
その中には、奇妙なことだが、これまでにこの悪夢の世界を踏破した・あるいは失敗して殺された探索者達が一言旅の感想を残している。
「ひ、酷い…言われた通りに正気を示し続けたのに…こんなの理不尽だ」
「てっきり私は神の気まぐれに巻き込まれたのだと思い込んでいた。だが、あれは一体何者だ?人間…なのか?」
「マシンガン撃つのたァァァァァァのしィィィィィィィィィィィい」
「なんとか荒野の果てまで逃げ切って脱出できた。意外と街の壁は薄くて、武器さえあれば破るのはさほど難しくはなかった」

アスカ「ゲーセンノートみたいなものかしら。せっかくだから私も書き込んでやるわ!」
カヲル「神様が何でも叶えてくれるとか言っていたけれど、これを読む限りそうは思えなくなったね」
シンジ「荒野の果てまで逃げ切ったって書いてあるよ!」
レイ「逃げ切れたのなら誰が書いたのかしら」
シンジ「罠!?」
レイ「ええ。恐らく」
アスカ「見て見て!マシンガンだって!面白そうじゃない!」
シンジ「はは…穏やかじゃないなぁ」

・神殿前の泉
神殿前の広場に泉が湧いており、礼拝者達が列をなして泉に入っていく様が見える。
<聞き耳><薬学><目星>を行える。

聞き耳
シンジ(65)→19成功
カヲル(75)→1成功
レイ(75)→83失敗
アスカ(85)→55成功
聖水だなんてのは真っ赤な嘘。
探索者は泉から広がる刺激臭を感じたり、礼拝者が悲鳴を上げるのを聞いたりするだろう。
クリティカルで泉は危険極まりない硫酸のプールだと分かる。そのまま無防備に入れば当然タダでは済まないと分かる。

シンジ「なんだろうこの臭い…悲鳴も聞こえてくる」
カヲル「碇君、あそこは硫酸のプールだ。プラグスーツを着ていても厳しいだろうね」
アスカ「うっそーッ!そんなところを進めっていうの!?」
レイ「いかにダメージを負わずに通過するかが問題ね」

目星
シンジ(75)→33成功
探索者は時々硫酸のプールに入っても火傷を負わず無傷で通過する奴がいることに気付く。

シンジ「あれ?おかしいな無傷で進んでいる人もいるよ?」
アスカ「硫酸耐性があるの!?」
レイ「清らかな心あればというけれど何のことか分からないわ」
カヲル「僕たちもひょっとしたら心の清らかさを認めてもらって無傷で通れるかもしれないね」
アスカ「とにかく!少しでも硫酸に浸かっている時間を減らすために急いで進撃よ!」

ダメージ
シンジ(11)→5ダメージ 耐久力6
カヲル(14)→3ダメージ 耐久力11
レイ(10)→2ダメージ 耐久力8
アスカ(13)→1ダメージ 耐久力12

幸運
シンジ(50)→24成功
カヲル(40)→62失敗 APP1減少 APP14
レイ(65)→1成功
アスカ(70)→96失敗 APP2減少 APP5
失敗した場合硫酸が顔に飛び散る。

シンジ「全身が痛いよ」
カヲル「うッ!残念。僕の顔が台無しだよ」
アスカ「ひいッ!くううああああッッ!顔が焼けるうううう」
レイ「しっかり!」

応急手当
レイ(60)→70失敗

レイ「ごめんなさい。火傷の手当てを上手くできなかったわ」
シンジ「謝ることないよ。レイだって硫酸で怪我を負っているんだ」
カヲル「なんにせよこれで試練を一つ乗り越えられたね。次は神殿だ」
アスカ「よくも私の顔を傷つけてくれたわね!ただじゃおかないんだからッ!」

・神殿
どちらにしても水浴びを終えた後は神殿に入り、内部に置かれた神像を拝むことになる。
神像は逞しい人間の体に象の頭が生えたような姿をしている。言うまでもなくチャウグナー・フォーンの御姿である。
チャウグナー・フォーンの石像を目撃した探索者はSANチェック0/1D6。
また、ここで探索者に<アイデア>を振らせてよい。

SANチェック
シンジ(50)→41成功
カヲル(40)→71失敗 6減少 SAN値35
レイ(65)→51成功
アスカ(70)→85失敗 2減少 SAN値68

アイデア
シンジ(40)→57失敗
カヲル(65)→94失敗
レイ(85)→88失敗
アスカ(65)→35成功
成功した探索者は「チャウグナー・フォーンの石像からは害意のようなものを感じ取れない」ことに気付く。

アスカ「黒幕はこいつじゃなさそうよ」
カヲル「これも神様っぽいけどね。もしかしたらかなり特殊な事態になっているのかもしれない」
レイ「とりあえず礼拝しましょう」
シンジ「そうだね」

礼拝を終えれば第三階層もクリア。「神様のメッセンジャー」はかなりご機嫌斜めである。
探索者を監視しながら彼女がぶつぶつ不機嫌そうに呟く。

聞き耳
シンジ(65)→50成功
カヲル(75)→33成功
レイ(75)→8成功
アスカ(85)→94失敗
メッセンジャー「あ~~~もう何そつなく進んじゃってくれてるのさこいつら!エンタメってのを分かってないな!
いや、ここからが本番だ。この上では思いっきり大サービスしちゃうもんね…そうすりゃこいつらもきっと気が変わるよ」

メッセンジャー「……オホン。探索者様、お見事!第三階層でも正気を示したあなたを、人間居住区の最上層にお連れしましょう!」


【第四階層 司祭の居住区】
探索者は「正気の街」の政に関わる司祭の一人として名を連ねた。スピード大出世である。やったね!
あなたは街を統べ、同時に守護する任を負う神官として、神様の怒りを鎮めるべくとある儀式を行わねばならない。

・探索者に与えられた部屋
もはや高級ホテルのスイートルームか何かってくらいのとてつもなく豪奢な部屋が用意される。うひょー。
<目星>がなくとも机の上に一通の白い封筒が置かれており、また本棚に分厚い書籍が並んでいることがわかる。

図書館
シンジ(65)→73失敗
分厚い書籍の中に薄汚れたメモが混じっているのを発見できるだろう。
メモには以下の内容が残されている。

「私の後に悪夢の世界を訪れる探索者のため、このメモを残しておく。
第四階層で正気を示してはならない。第四階層そのものが、かの者が仕掛けた罠だ。
神の制裁を恐れ、正気の仮面を被ってはならない。失ったものは決して元に戻らないのだ。
メモを手にした探索者は、正気の仮面を被る以外の解決策を考えるべきである。幸いにも、諸君らの武器は敵によって用意される」

封筒を開けると、下記の内容が書かれた手紙が現れる。
「シンジはカヲルを我らが神に捧げるべし。儀式はEVA初号機による握り潰しにて行うものとする」
「カヲルはシンジにより神への贄として捧げられる。儀式はEVA初号機による握り潰しである」
「アスカはレイを我らが神に捧げるべし。儀式はEVA弐号機による踏み潰しにて行うものとする」
「レイはアスカにより神への贄として捧げられる。儀式はEVA弐号機による踏み潰しである」

アスカ「何よこれ…」
レイ「私の代わりはいくらでもいる。だから私を殺してもいいのよ」
アスカ「いいわけないでしょ!」
カヲル「そうだね。メモを信じるならそれは得策ではないだろう」
シンジ「神に…抗うんだ…!」

・聖堂
第四階層で正気を示すためには、ある探索者が聖堂の大ホールにて別の探索者を殺害し、チャウグナー・フォーンに捧げなければならない。
大ホールの舞台には<<門の創造>>によってワープゲートが開かれており、その向こう側には探索者が儀式に必要とする武器全てが揃っている。
自分が担当する殺しの儀式に必要な武器は勿論、ワープゲートを通って向こう側に行けばありとあらゆる武装を得られるだろうと分かる。

それぞれのEVAに搭乗するシンジとアスカ。
メッセンジャー「さあ、このEVAは特別な力で改造してあるから細かい調整や電源の確保は必要ない。始めてくれ!」
シンジ「嫌だッ!」
アスカ「お断りよッ!」
メッセンジャー「へえ、覚悟はできているんだね?」
シンジ・アスカ「神を殺すッ!!」
メッセンジャー「素晴らしいッ!素晴らしいよ君たちッ!実に冒涜的で狂っているッ!!本来であればペナルティさんを呼ぶところだけれど、EVAには敵わないだろうッ!それでは神のステージに招待しようじゃないかッ!今EVAに乗っていない君と君も観戦者として来てくれたまえッ!」


【第五階層 ゲームマスターの部屋】
第五階層はドーム状の天井に覆われ、見上げるほど大きな本棚が並んだ円形の部屋である。
内装はハートマークや星マークがふんだんにあしらわれたメルヘンな雰囲気で、空中には分厚い本が開かれたままふわふわと浮遊している。

アイデア
シンジ(40)→20成功
カヲル(65)→3成功
レイ(85)→37成功
アスカ(65)→45成功
で浮遊する本や棚に並ぶ本全てから異様な雰囲気を感じる。
クリティカルなのでその全てが魔道書だと理解する。

レイ「この本…気持ち悪い」
カヲル「全部魔導書だね。第二階層で書き写した巻物よりも濃い瘴気を感じるよ」

また、部屋の奥にはチャウグナー・フォーンの石像が鎮座している。
さらに、部屋の中心に置かれた洋風のテーブルには、何者かの日記が無造作に放り出されている。

「○月○日 酷い目に遭った。研究所に閉じ込められて石化バイオハザードだなんて…通信を復旧したらあんなことになるなんて誰が想像できるっていうの!?」
「△月△日 てけりりてけりり鳴く変なものを無理矢理食べさせられてから腹痛が治まらない。あたし、このまま死んじゃうの…?」
「*月*日 たまご割ったらいもむしがおこった。ブーン!あたしは門を開いてにげた。ほかのみんなはしんだ。」
「×月×日 鱗が生えたヒトモドキが襲いかかってきた。ムカついたから殴ったらしんだ。」
「$月$日 かみさま。まわりでらっぱがおどってる。おひさまのかみさまと、かおのないかみさま。あたしはしんだ。これからあたしはボクだ。」
「☆月☆日 ああ、あの象さんみたいな神様は見たことある。前にまっずい赤いスープ飲まされたっけ。
神様は帰っていいって言ってたけど、ボクはここに住む。しこたまコレクションした本も持ち込んだ。時間はたっぷりある。じっくり探そう。神様から借りたこの街でトモダチを見つけて、一緒に楽しく殺そぶんだ」

日記をめくっていると、背後から「神様のメッセンジャー」が現れる。

メッセンジャー「人の日記を覗くなんていい趣味してるね。
ごめんねえ。確かにこの世界を作ったのはそこの神様なんだけど、今はボクが借りてるんだ。
自己紹介がまだだったね。ボクは…」
メッセンジャーはここでローブと仮面を脱ぎ、自分の正体を明かす。

アリス「ボクは君達の成れの果て、君達が最後に辿り着く姿。極致の探索者。我が名は【狂ったアリス(マッド・アリス)】なり!」
アスカ「あんたが黒幕だったの!?」
アリス「そうさ!さあラスボス戦だ!君たちのSAN値もたくさん削りたいなッ!僕は第13号機に乗るよッ!」
カヲル「ふふっ。君はエンターテイナーだねぇ」
レイ「碇君、気をつけて!」
シンジ「プログ・ナイフ!」
アスカ「傷つけられたプライドは、10倍にして返してやるのよ!」

自傷
アリス(40)→43失敗

攻撃
アリス(45)→58失敗

アリス「あちゃあ!2人乗り用だからか上手く使いこなせないや。でもこれぐらいハンデがあった方がちょうどいいかなッ!?」

攻撃
シンジ(51)→83失敗

攻撃
アスカ(71)→9成功 キック10ダメージ

アスカ「もう二度と負けられないのよこの私は!」
アリス「さすがだ!精神汚染されていない君は無敵だなッ!」

自傷
アリス(40)→70失敗

攻撃
アリス(45)→60失敗

攻撃
シンジ(51)→61失敗

アスカ「ちゃーんす。あらら?そんなもん」
シンジ「動け!動け!動け!動いてよ!」

攻撃
アスカ(71)→33成功 キック12ダメージ

アスカ「ふぃにいいいいっしゅ!!」
シンジ「やったか!?」
カヲル「ははっ、フラグを言っちゃあいけないよ」
レイ「アスカさん…見直したわ」
アリス「肝心なのは技能ポイント振り…いいぞぉ!ボクを超えていけ、狂った探索者達!君達の行き着く先で、君達はボクになるんだ!」
アリスは満足そうに消えていった。

チャウグナー・フォーン「力と知恵持つ者達よ、現し世に帰るがよい!……一体なんだったのだ、あの狂人は」

探索者達はチャウグナー・フォーンによって元の世界に帰された。
しかし、狂ったアリスとは一体何者だったのか。また、自分達は彼女を完全に滅ぼすことが出来たのだろうか。
そして、アリスはこう言い残した。「君達が行き着く先で、君達は狂ったアリスになるのだ」と。
この先あなた方は数多の「シナリオ」を踏破し、正気の鎖を引き千切って狂気の荒野を突き進むだろう。
それは追い詰められた常人の狂気ではない。言わば狂人の正気。あなた方は髪の一本一本から脚の爪の先まで狂気に染まりきった、アリスと同じ純正の狂人なのだ。
狂ったアリスは滅んではいない。夢の中で彼女を殺しても、彼女の肉体は死んではいない。
チャウグナー・フォーンの夢を間借りした長い道楽の果てに、彼女は遂に求め続けた自分の同族を見つけ出したのだ。
あなた方は遠からざる未来、必ずや狂ったアリスと再会するだろう。狂った探索者達はあの恐るべき狂人との再会(たたかい)に備え、狂気の牙を研ぐことになる。

「また会おう、心の同族(とも)よ」
「いつか君達と一緒に同じ卓を囲めるのを楽しみにしているよ☆」

報酬
悪夢から生還した 正気度回復1D8
ペナルティさんを倒した 正気度回復1D3
アリスに喧嘩を売って撃破した 1D6ダイスの結果に基づいて呪文を一つ習得する

1:シュド=メルの赤い印
2:ナーク=ティトの障壁の創造
3:門の創造
4:アザトースの呪詛
5:マインドブラスト
6:チャウグナー・フォーンの兄弟の召喚/従属

さらにクトゥルフ神話技能が+5%される。


最後の戦いはアスカちゃん無双になってしまったでござるううう
やはり技能ポイントは大事でござるwww
今回はキャラの個性を出せたでござるッ!
他のプレイヤーと遊ぶとさらに楽しめそうでござる

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